MOMOYOさんの著書『「本当のスピリチュアル」への階段』より,マインドセットを見つけるワークをやってみました。
マインドセットも,セルフイメージと同じくらい人生への影響力が強く,普段認識できないものがほとんどです。
ワークの手順
(1) 悩みを書き出す。
(2) 悩みの部分で最も悩んでいことを探る。
(3) そこから自分で作っているルールを見つける。
マインドセット結果1
悩みを「やりたいことが見つからない,お金がない」にしました。
個別の分野に分けた方が考えやすいので「仕事」,「人間関係」,「お金」,「人生」に分けてその中でルールを見つけていきました。
例えば,人間関係だと
- できるだけ期待に応えるべき
- 約束は守るべき
- 時間に遅れてはいけない
- 迷惑をかけてはいけない
- 対等でなければいけない
- 認めてもらうべき
- 良い人であるべき
いつもの自分の行動からなんとなくわかる気がします。
意外だったのは「人生」で
- 生まれてきた目的を果たすべき
- 今よりも未来がよくなるはず
- 何か才能があるはず
- 常に何かを学ぶべき
- 社会に役立つことをすべき
一見いいことのように思えるのですが, これも,マインドセットなのかな・・・ という感じでした。
マインドセット結果2
人生の分野をもう少し,探っていくとまた別の悩みが見えてきました。
この意外な悩みは「今の状態ではダメ」でした。
今の自分ではダメなので「生まれてきた目的を果たすべき」と考え,そのために
- 魂の成長が必要
- スキルアップが必要
- お金が必要
と別の自分になろうとする。
別の自分になるために,「魂を成長させるべき」と考え
- 学ぶ必要がある
- 自分を癒すべき
- 思考・感情に気づくべき
- マインドを外すべき
- 欲(安定・認定・支配)を 捨てるべき
- セミナー, ワークショップを受ける
- ヒーリング, 個人セッションを受けるを受ける
今の自分では足りない,足りないという思考になっていきます。
良いと思われる観念もマインドセット
一般的には「遅刻をしてはいけない」「人に迷惑をかけてはいけない」「成長するべき」と良い観念と思えるものがあります。
これら良いと思える観念が悪影響を与えているとは思いもつきませんが,うまくいかない原因になっている可能性がありそうです。
何が問題かというと,そのマインドセットがどこから来ているか?
私のように「やりたいことをしなければ」とか「成長しなければ」と思っている原因がセルフイメージの低さだったり,今の自分を認められなかったりすると,いくら良い観念でも根本の原因を埋めようとしているだけなので,うまくいかないのだと思います。
良いと思えるマインドセットもどこから来ているかをよく見てみることが大事ですね。
そこがクリアできれば,本当にやりたいことができるのかも。