MOMOYOさんの著書『「本当のスピリチュアル」への階段』より,セルフイメージを見つけるワークをやってみました。
マインドの中でも一番私たちに悪影響を与えているのがセルフイメージで,セルフイメージとは「自分のことをどう思っているのか?」「自分をどうとらえているのか?」というものです。
ただ,セルフイメージは潜在意識の奥深くに潜んでいるので,なかなか自分では気づかず,見つけにくいものです。
ワーク手順
(1) 悩みを書き出す。
(2) 悩みに登場してくる人物を書き出す。
(3) 「その人に自分がどう見られているか?」を想像したものがセルフイメージ。
実際のことではなく,自分がいないところでどんな悪口を言われているかでもいい。
セルフイメージ結果
悩みを「何もない,お金がない,仕事がない」にしました。
そして,思いつく人を数人上げ,その人たちにどう思われているかなと想像して書き出しました。
相手が変わっても,思っていることは同じだということが分かりました。
まとめたのが下の図です。
浮かび上がったセルフイメージを一言でいうと「私はできない」。
なかなか強烈なセルフイメージです。
潜在意識にこんなことがあると何をやってもうまくいきませんよね。
能力として思い込んでいるものは
- 私は依頼された仕事をする能力がない
- 私は数学が分からず頭が悪い
- 私には人に教えられるものがない
- 私は何をやってもできない
- 私は得意なものがない
経験として思い込んでいるものは
- 私は仕事に時間がかかる
- 私は役に立たない
- 私は人に喜んでもらえない
- 私が居なくても誰も困らない
- 私は何も持ってない
なんとなくは分かっていましたが,あらためて書き出すと,ここがベースになっているので,最優先だと認識しました。
別の見方でアドラー的に言うと,このできないことにもメリットがあって
- 何もしなくていい
- 批判されない
- 注目されない
- 嫉妬されない
- 人に優越感を与えられる
潜在意識(マインド)が,恐怖から自分を守っていたんだと思います。
でも,もう必要ありません。
勇気をもって,注目されても,批判されても,嫉妬されても本当の自分を表現していく。
これが私のすることです。